最近よく「KLUNKER(クランカー)」って何???ってお問合せを頂くので、
今日はKLUNKERの説明を記事にしてみようかと...
簡単に言っちゃえば、マウンテンバイクのルーツです...
1960年代後半、ビーチクルーザーを改造して、
山を下って遊ぶ自転車に名付けられたのがKLUNKER(クランカー)。
KLUNKERZって映画もあるので、ご覧になられると雰囲気が伝わるかも...
そして、マウンテンバイクの生みの親と言われる、
ゲーリー・フィッシャーがマウンテンバイクの原型を世に出したのが1970年代前半。
カリフォルニアのダウンヒルを、
誰よりも速く駆け抜けるために、彼が改造したビーチクルーザーがこちら...
モーターサイクルのパーツを流用しながら作り上げたKLUNKERです。
ここまでいくと、ほぼマウンテンバイクな感じですが...
量産型のマウンテンバイクが登場したのが1980年代前半。
Specialized Stumpjumperが、一番最初の量産型マウンテンバイクと言われています。
フレームの作りを観察すると、BBとチェーンステーのあたりなんて、
まさにビーチクルーザーと同じだったんだなと...
2枚肩のフォークなんて、まさにクルーザー!
と、このまま年代を追っかけて記事を書いてたら、
マウンテンバイクの歴史の話になっちゃいそうなんで、KLUNKERの話題に戻すと...
別にKLUNKERの定理や、こうじゃなきゃKLUNKERじゃない!なんて事は全く無くて、
山を走ってそうな、マウンテンバイクみたいな雰囲気が感じられれば良いんだと思います。
超軽量のマウンテンバイクがゴロゴロしている時代に、
重量級のKLUNKERで山を駆け巡るってのもオツだと思いますが、決してお勧めはしません...
クルーザー専門店の皆さんとは違った路線で、
ChimChimRacingらしいクルーザーカスタムを追求した結果、
「KLUNKER」がピッタリハマったってワケでした...
ベース車両はビーチクルーザーじゃなきゃいけない!っていう定理もないんで、
ご相談頂ければ、一緒に考えます!
Transition Bikesから「KLUNKER」というニューモデルが登場したのも記憶に新しいですが...
最近流行ってるのかな???